医療法人三幸会

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三幸会の歴史

精神医療発祥の地「岩倉」で

当三幸会発祥の地は、京都府京都市の北部にあたる左京区岩倉に位置しております。
この岩倉地区には、後三条天皇(位1068~1072年:第71代天皇)の第三皇女がこころの病に陥った時、岩倉の大雲寺境内にある不増不減の霊泉を毎日飲ませたところ、病気が治ったという伝説があります。
このことが伝承され、各地から多数の精神病者と家族が参集されるようになり、周辺では宿泊施設(旅籠・茶屋・保養所)が営まれるようになりました。
この歴史を受け継ぎ、昭和29年に精神医療の拠点として元の大雲寺門前に北山病院を、その後昭和40年に第二北山病院。平成6年には介護老人保健施設紫雲苑、平成10年に老人性認知症疾患療養病棟「いずみ」を開設いたしました。
このあたりは北山連峰に囲まれ、目前には比叡山の雄姿を望むことが出来、季節の移り変わりを大自然が彩っています。

そして「まち」の中へ。

診療体制の充実、地域のメンタルヘルス向上に寄与するため、平成16年に伏見区に桃山クリニック(平成23年閉院)、右京区に三幸会うずまさクリニック、そして平成23年に北区にからすましめいクリニックを開設。
また、心の疾患にかかられた方々が社会復帰を望まれたとき、病院として医療を提供する事は勿論、生活面や社会活動をより身近な所からサポートすることにより、患者様と地域の皆様のお役に立てるように、平成18年に訪問看護ステーション一乗寺(平成23年閉所)、平成23年に訪問看護ステーションからすましめいを開設いたしました。

このように療養環境に恵まれた土地、地域との連携・ネットワークを大切にしながら、患者さま・入所者さまと共に歩む医療・介護を提供いたしております。

三幸会 50年史

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