
認知症の症状には記憶障害や言葉の通じにくさ、理解力の低下などの「中核症状」と、うつ、不眠、妄想、徘徊、暴言などの「周辺症状(認知症に伴う二次的な症状)」があります。このようにさまざまな症状を呈する一方、患者さまには認知症を持たない人と同様にそれぞれの人柄や好みなど個性があります。
北山病院は平成10年に“もの忘れ外来”、“老人性認知症疾患療養病棟”を備える「いずみ」を開設し、認知症を持つ患者さまの外来診療、入院診療を行っています。外来では認知症の有無、程度、原因を診断し、患者さまやご家族が抱えている問題点を整理し解決策を探ります。入院治療においては療養環境の中で患者さまがいかに生き生きと生活できるかを重視し、それぞれの個性に合わせた精神療法、作業療法(創作活動、音楽療法など)、薬物療法、看護・介護ケア、院内外のレクリエーションなどを多職種から成るチームで行っています。
「いずみ」は、北山病院・第二北山病院の精神科病棟をはじめ、三幸会グループの介護老人保健施設「紫雲苑」、生活サポートセンター、グループホームなどとも密接な関係を持ち、多様な問題を持つ患者さまやご家族のさまざまなニーズに総合的に役に立てる、地域に密着した施設でありたいと考えています。







