医療法人三幸会

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北山病院

 

リハビリテーションの大切さ

今日のわが国の精神科医療では薬物療法、精神療法、心理療法、レクリエーション療法、心理教育、作業療法、デイ・ケアなど様々な治療法が診療所・病院を問わず取り入れられています。そして最近では、「精神科リハビリテーション」という言葉が広く使われるようになりました。意味するところは”病と共に生きる”であって、精神(心)の病気を患った人が病を抱えながらどのように自分にあった生活を病院、社会復帰施設、家庭などで多職種のスタッフやご家族の協力などで行うかにあります。

何故リハビリテーションが必要になったのでしょうか?私たちの治療の目標の一つは、病によって生じた「障害」を少しでも軽減して”目標を持つ人”が地域社会で生活できるようになることです。今のところ、「障害」とは「疾患によっておこった生活や人生上の困難、不自由、不利益をいう」と定義されていて、「障害」を”機能障害””能力障害””社会的不利”の三つのレベルで分けて捉えるのが一般的です。

このような観点から私たちは、治療(通院・入院)を開始した時からその人に合ったリハビリテーションに取り組むことが大切かつ必要という考え方を基本に、スタッフ間の連携を密にしたチーム医療を心掛けています。

基本方針

施設概要

TEL 075-791-1177 FAX 075-712-4085
〒606-0017
京都市左京区岩倉上蔵町123番地
地下鉄烏丸線「国際会館駅」から京都バスに乗り「岩倉実相院」下車すぐ。京阪「出町柳駅」から京都バスに乗り「岩倉実相院」下車すぐ。

開設者 医療法人三幸会
代表者 理事長 城守 国斗
管理者 院 長 澤田 親男
開設日 昭和29年8月6日
診療科目 精神科・心療内科・内科
病床数 448床
精神病棟入院基本料15対1…344床
精神療養病棟…104床
スタッフ構成 医師・薬剤師・看護師・准看護師・看護補助者・作業療法士・公認心理師・管理栄養士・精神保健福祉士・社会福祉士・事務員・他
連携機関 京都府立医大病院・京都第二赤十字病院・洛陽病院・吉川病院・洛和会丸太町病院・etc
施設規模(敷地面積/延床面積) 13,301.46m²/11926.42m²
諸制度の指定 医療保険・介護保険・生活保護

特徴・特色

「北山病院」は、精神障害をお持ちの方や高齢者のメンタルヘルスケアを行っています。
精神科外来とは別に「もの忘れ外来」も備えることによって、精神疾患だけではなく、高齢者の方のこころのケア、認知症に対するスムーズな治療・看護・介護も力を入れて行っています。

各病棟の機能

外来・入院設備を持ち、それぞれに精神科医療全般を受け持っています。
患者様が外来での治療が困難となられ、入院による治療・加療が必要となられたとき、病棟ごとに機能分化された北山病院と第二北山病院がそれぞれ連携を持つことによってスムーズに、また患者様お一人おひとりにより適正な入院治療環境を提供できるよう、入院早期から患者様の「生活」を大切にし、急性期から地域ケアまで一貫した治療・ケアを行います。

病棟レイアウト図
1病棟 精神療養病棟(本館)
2病棟 精神療養病棟(本館)
精神療養病棟(急性期治療で安定された後、療養生活を送っていただく開放病棟です。病棟でのミーティングに患者様が参加されたり、レクリエーションも盛んです)
3病棟 急性期病棟(本館)
(男性専用病棟)
急性期病棟(入院が必要となった患者様の初期治療を行う病棟です。安静療養ののち、落ち着けば散歩や作業療法にも参加していただきます)
5病棟 慢性期・合併症病棟(本館)
(男性専用病棟)
慢性期・合併症病棟(長期療養を必要とし、身体疾患を併せ持っている方を対象とした病棟です。内科医と連携を持ち、診療を行います)
6病棟 慢性期・合併症病棟(南棟)
7病棟 急性期病棟(南棟)
(女性専用病棟)
急性期病棟(入院が必要となった患者様の初期治療を行う病棟です。安静療養ののち、落ち着けば散歩や作業療法にも参加していただきます)
8病棟 慢性期病棟(南棟) 慢性期病棟(急性期治療が終了した患者様の次のステップとなる病棟です。病状に応じてゆっくり過ごす方、散歩に出る方、作業療法に行かれる方など様々です、社会復帰への準備も行います)
10病棟 慢性期病棟(南棟)
いずみ病棟 認知症病棟
(いずみ棟)
認知症病棟(認知症の方が入院される病棟です)認知症の方が安心して入院生活が送れるような環境になっています。

急性期病棟

入院が必要となった患者様の初期治療を行う病棟です。安静療養ののち、落ち着けば散歩や作業療法にも参加していただきます。

慢性期病棟

急性期治療が終了した患者様の次のステップとなる病棟です。病状に応じてゆっくり過ごす方、散歩に出る方、作業療法に行かれる方など様々です。

慢性期・合併症病棟

長期療養を必要とし、身体疾患を併せ持っていらっしゃる方を対象とした病棟です。内科医と連携を持ち、診療を行います。

精神療養病棟

急性期治療で安定された後、療養生活を送っていただく開放病棟です。病棟でのミーティングに患者様が参加されたり、レクリエーションも盛んです。

社会復帰準備病棟

社会復帰に向けて支援を行っていく病棟です。リハビリテーションなどを行いながら退院を目指します。

外来担当・受付のご案内

診療科目

診療時間等

原則として診療は予約制をとっています。
急を要する場合はその限りではありません。ご連絡ください。

取り扱い保険等

告示・指定

受診に際して

受診の際は、保険証・公費受給者証・医療券等を受付にてご提示ください。

診察 第1診察室 澤田 原田 谷川 藤岡 澤田 原田
第2診察室 大山 山田 山田 大山
第3診察室 / / / / / /
専門外来 もの忘れ外来
(午前)
担当医
心療内科
(午後)
担当医

もの忘れ外来

認知症など、高齢者の精神疾患の診断、治療。家族に対する介護指導や社会資源活用の援助を行います。

心療内科

ストレスによる不安やうつ状態が背景にあって、さまざまな症状が現れます。適切な薬物療法と精神療法により、回復を目指します。

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